能登・輪島ふぐ

出典:石川県観光連盟

石川県は天然ふぐの産地『能登・輪島ふぐ』

  • 石川県

ふぐ料理は能登の食文化の一つ

石川県は天然ふぐの産地・漁獲量が全国トップクラスとして知られます。

輪島ふぐの白子焼き

輪島ふぐの白子焼き(画像提供:石川県観光連盟)

能登半島には、春から初夏の産卵時期に、白子たっぷりなふぐがたくさんやってきます。
そのため、ふぐ料理は能登の食文化の一つであり、漁獲量も多いことからリーズナブルに頂けるお店も。

輪島ふぐの鍋料理

輪島ふぐの鍋料理(画像提供:石川県観光連盟)

さらに、輪島市は漁獲量日本一の常連(2011年から5年連続で1位を記録し、2017、2018年も)で、輪島の港で水揚げされる天然ふぐ(真ふぐ、ごまふぐ、しょうさいふぐ、しろさばふぐなど)は『輪島ふぐ』と呼ばれます。

ふぐの卵巣漬け

石川の幻の郷土料理:ふぐの卵巣の糠漬け(画像提供:石川県観光連盟)

石川県で幻の珍味とも言われる郷土料理が『ふぐの卵巣の糠漬け』です。

ふぐはテトロドトキシンという猛毒があることで知られますが、もちろん、ふぐの卵巣にも含まれています。
ところが、この地方に伝わる伝統的な塩漬け・糠漬けの製法で、3年以上漬けると解毒するといいます。
全国的にもふぐの卵巣の料理は無い(認められていない)ため、幻の珍味として知られています。
※ふぐの卵巣の糠漬けを製造できる事業者は、免許制度によって認められている事業者に限られています。

ちなみに、解毒のメカニズムは未だに不明な点も多いようです。
(ちょっと怖いような気もしますが… ^^; )
出荷する際には、しっかりと毒性検査を受け、毒の消失を確認したものだけが出荷されています。

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