ひっぱりうどん

納豆と玉子とサバ缶と…サバ缶?『ひっぱりうどん』

  • 山形県

冬の定番麺料理

山形県は『麺類王国』と言っても過言ではない、多彩なご当地麺料理が楽しめる地域で、『板そば』や『冷やしラーメン』、『とりもつラーメン』などが有名ですが、今回はその中でも特に冬の定番麺料理とも言われる『ひっぱりうどん』をご紹介します。

山形名物であり、これからの寒い季節に人気の『ひっぱりうどん』とは、大きな鍋でうどんを茹でて、アツアツ茹でたてのうどんをその鍋から直接すくい(ひっぱり)あげて食べる麺料理・ソウルフードです。
山形では昔から親しまれているスタイル・家庭の味です。

サバ缶(水煮)も一緒に

めんつゆには納豆(特に大粒納豆にこだわる人が多い)やかつお節、玉子などを入れ、さらにネギなどの薬味を入れて食べますが、最も特徴的なのは、つゆに『サバ缶(水煮)』も一緒に入れて食べることです。

つゆの中で納豆と玉子、サバなどをジュルジュルに混ぜ合わせ、たっぷりと絡めて食べるうどんです。

好きなものを自由に入れてアレンジを楽しむ

また、めんつゆではなく通常の醤油を使ったり、薬味・トッピングについてもキムチやチーズ、バターなどを入れる方も多いようです。

ひっぱりうどんは飲食店で食べるというよりも、どちらかというと家族みんなで食べる家庭料理です。

まあ、あまりこだわりはなく、家で自由に、自分の好きなものを入れて楽しみながら食べることが、ひっぱりうどんの醍醐味なのかもしれませんね。

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