ソウルフード.jpより

関西の冬のソウルフード『粕汁(かすじる)』

  • 京都府

冬の定番汁物料理

『粕汁』とは京都や大阪、神戸等を中心とする主に関西地方で親しまれている、酒粕で野菜を煮込んだ郷土料理です。

日本酒の醸造工程で出る酒粕の、濃厚な旨味と独特の香りが特徴で、味噌や醤油と組み合わせ、具材は地域や家庭によって異なりますが、大根、人参、里芋、ゴボウなどの野菜、豚肉、鮭やブリなどの魚介類の具材を入れて作る汁物料理です。

主に酒粕が流通する冬に登場する季節料理であることから、関西の冬の味覚の一つでもあります。温まります♪

また、土地柄的にも、関西には日本を代表する酒処・日本酒の名産地が多々あり、良質で多くの酒粕が手に入りやすかったことからも親しまれています。

ちなみに、関西には京都の伏見や、兵庫の灘があり、ともに日本酒の三大酒処の一つに数えられ(もう一つは広島の西条)、古くから良質な日本酒がたくさん造られることで知られています。

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