日本人の3大ソウルフードシリーズ1〜ラーメン編
- コラム
- 2025年4月4日
日本人が愛してやまない定番ソウルフード『ラーメン』
全国各地で愛されているラーメンは、日本人の食文化に深く根ざした代表的なソウルフードの一つです。
今回は、日本全国のご当地ラーメンの中でも歴史があり、特に知名度が高く地域性も際立ち、最も基本とされる『三大ラーメン』、札幌ラーメン、喜多方ラーメン、博多ラーメンについて、もう一度見直したいと思います。
札幌ラーメン(北海道)

北海道味噌ラーメンの代表格として知られるご当地ラーメン『札幌ラーメン』は、北海道の寒冷な気候に合わせて開発された、体の温まる濃厚な一杯です。
豚骨や鶏ガラをベースにした濃厚スープに味噌を加え、炒めたモヤシや玉ネギ、コーン、バターなどの具材がトッピングされるのが特徴です。中太の縮れ麺がスープとよく絡み、食べ応えも抜群です。
地元札幌で味噌ラーメンと言えば、特に『純すみ系:札幌で1964年に創業した純連(すみれ→じゅんれんに読みを変更)さんをルーツとして派生したお店』と言われるラーメン店が、定番のお店として知られます。
喜多方ラーメン(福島県)

福島県を代表するご当地ラーメン『喜多方(きたかた)ラーメン』は、あっさりとした醤油味のスープに、モチモチ食感の太めの平打ち縮れ麺が特徴のラーメンです。
豚骨をベースに、煮干し、昆布なども使った、シンプルながらも深みのあるスープが、全体としてはあっさり系ラーメンに仕上げるため、『朝ラー(朝食・朝から食べるラーメン)』も人気です。
喜多方市は、老舗から個人店まで多くのラーメン店が集まる「ラーメンのまち」としても有名です。
また、喜多方ラーメンというと醤油ラーメンというイメージですが、近年は、味噌や塩ベースのラーメンを提供する店舗もあり、地元民によっては、それぞれのラーメンに贔屓の店があるようです。
市内で喜多方ラーメンの『御三家』と言われるお店のうち、『満古登(まこと)食堂』さんは、残念ながら2023年9月に閉店しました。
博多ラーメン(福岡県)

白濁したとんこつスープと、細麺ストレートが特徴の『博多ラーメン』は、九州・豚骨ラーメンの代表格とも言えるご当地ラーメンです。
スープは長時間煮込んだ濃厚な味わいで、紅しょうがや高菜などのトッピングとの相性も抜群。
『替え玉(麺のみの追加注文)』文化があるのも博多ラーメンのユニークなポイントで、大盛りではなく、麺をおかわりしながら楽しむスタイルが定着しています。
替え玉文化が普及している理由は、博多とんこつラーメンは、そもそも細麺を使っている店舗が多く、大盛りにすると麺が伸びるためといわれ、他県で福岡・博多ラーメンを提供している店舗を含め、全国的にみれば、替え玉は珍しい存在かもしれません。
ちなみに、替え玉の発祥は長浜地区にある『元祖長浜屋』さんと言われます。
日本三大ラーメンを通して見る、地域に根ざしたご当地ラーメンの魅力
日本三大ラーメンとして知られる『札幌ラーメン』『喜多方ラーメン』『博多ラーメン』は、それぞれが独自のスープや麺、トッピングによって、地元の食文化を象徴するご当地ラーメンです。北海道、福島、福岡を代表するラーメンを通じて、地域ごとの味の違いを楽しめるのも、日本のラーメン文化の奥深さと言えるでしょう。
ラーメンはまさに日本人のソウルフードです。旅行や出張の際には、ぜひその土地の本場の味を体験してみてください。
次回は『三大うどん』をテーマに、讃岐うどん、稲庭うどん、そして…をご紹介する予定です。引き続き、日本人の三大ソウルフードシリーズをお楽しみに。