吉田のうどん

出典:wiki~吉田のうどん

富士山のふもとの街、富士吉田市の『吉田のうどん』

  • 山梨県

富士吉田市の『吉田のうどん』とは?

富士吉田市民のソウルフード『吉田のうどん』とは、山梨県富士吉田市で江戸時代の頃より食されている郷土料理で、太くて硬めのご当地うどんです。ちなみに『吉田うどん』ではなく『吉田’の’うどん』です。

トッピングにはキャベツと馬肉が定番のうどん

吉田のうどんは、麺は太くてコシが強い硬めのうどんで、そのコシ・硬さは讃岐うどんを超えて日本一とも…。つゆは醤油、味噌、又はそのブレンドがベースで、それぞれのお店のオリジナルつゆが使われています。

さらに、トッピングされる具材は、他ではあまりみられない『キャベツ』と『馬肉』が定番です。近隣の地域はキャベツの産地であり、また、馬肉を食べる食文化が古くからあるためといいます。(最近では豚肉を使うことも。)

吉田のうどんには欠かせない調味料『すりだね』

トッピングも一風変わっていますが、もう一つ、吉田のうどんには欠かせない薬味・調味料があります。それが『すりだね』です。

すりだねとは、唐辛子をベースに、胡麻や山椒などを加え油で炒めた薬味・調味料で、その配合・作り方も異なるため、店舗ごとに独特の辛さ・風味をもつと言われます。

古民家カフェならぬ古民家うどん?

現在『吉田のうどん』は、富士吉田市ではうどん店など60軒程の店舗で提供されていると言われます。

昔は普通の民家で昼時だけうどんを提供していた店舗もあり、今でもその名残で、特に古くから吉田のうどんを提供している店舗では、看板やのれんを掲げず、あまり目立たない『古民家』で提供する店舗もあります。

山梨県富士吉田市とは

富士吉田市は、山梨県の東南部に位置し、富士山のふもと(北側)にある街です。

富士吉田市の観光名所と言えば、やはり富士山。
富士山は市のシンボルであり、市民愛唱歌は『ここにはいつも富士がある』です。流石、富士山のふもとの街ですね。
また、ふもとにある街だけに登山ルートとしても有名です。

富士山への一番メジャーなルート『吉田ルート』

富士山を登山する際には4つのルートがあり、中でも一番メジャーなルートと言われるのが『吉田ルート』です。山小屋も多く初心者でも安心なため、登山客の半数以上が吉田ルートを利用しているようです。

吉田ルートとは、富士吉田市の富士山駅から5合目までの登山道『吉田口登山道』を利用しそのまま頂上を目指すか、同じく山梨県側から富士山5合目までは車で有料道路『富士スバルライン』を利用し、5合目から登るルートです。

ちなみに、レジャー施設『富士急ハイランド』も富士吉田市にあります。

登山もいいですし、富士山を眺めながらの吉田のうどんもいいですね~

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